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防災コラム|第5回(11月)冬の備蓄について~札幌で必要な冬の防災品~

2022年12月1日

編集部
皆さん、こんにちは。札幌でおうちの防災や備蓄について講習などを行っております
“KUUSAN.BOUSAI”のせんていくにえと申します。

 

ちらちらと白い物が舞い降りる季節になりましたね。

我が家ではストーブが欠かせなくなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、季節が変わるとやらなければならない あれ

そう、【衣替え】ですね。

夏物のお洋服や小物達を冬物へチェンジしていきます。

今年の冬はどんな洋服を着ようか?はたまた、新しい靴買っちゃおうかななんて頭を悩ませるのもなかなか楽しい時間ですよね。

そんな衣替え、備蓄品にも必要なのをご存じでしょうか?

 

暖が大切

北海道のように夏と冬では気温差が大きい場所は備蓄品の入れ替えが必須となります。

冬に必要な備蓄品とは?

北海道の冬に欠かせないのが「暖房」ですね。

これがないと命に関わります

冬の寒い日に災害などで停電が起きるとこの暖房を利用することが出来ません。

流通しているストーブのほとんどが何かしらの電力を必要とします。

停電時は電気は使えません。

電力なしでも着火できるポータブルストーブの準備が必要です。

また、このようなストーブの着火には電池が必要な場合が多いです。

電池の備蓄もお忘れなく。

燃料源を大きく分けると灯油とカセットボンベがあります。

どちらも事前に準備しておくことが出来ますので備蓄しておきましょう。

経験された方も多いかもしれませんが2016年の胆振東部地震の際にガソリンを求め長蛇の行列に並んだり給油制限がかかってあまり給油が出来なかったという方も多いと思いますが、災害の際は欲しい物が手に入るとは限りません。

ある程度の量はストックしておくと安心ですね。

ここまで暖房についてお話しましたが、他にも暖を取る為のグッズはあります。

 

エマージェンシーシート

銀色や金色に輝く薄い保温用シート。

薄いアルミのシートですが体温を逃さず保温してくれます。我が家では少し厚いエマージェンシーシートを春秋のキャンプに持参しますがかなり温かく(ってか暑い、、、)体を保温してくれます。

また、このシートは薄くて軽いので冬用の防災ポーチに入れて持ち歩くのにも向いていますね。

 

カイロ

カイロも体を温める為には必須アイテムです。

スーパーやドラッグストアなどでも気軽に購入でき自宅での保管もしやすいです。

カイロは指先だけではなく腰まわりやおなかなどに貼ると体全身が温まりやすいですよ。

ただ、体に直貼りすると低温やけどなどのリスクも、、、

体に貼る時は肌着などの上から貼ってください。

 

その他

非常用袋の中に着替えを入れている方も冬物に変更しましょう。

使わなくなった手袋やマフラーなどを防災袋に入れておくと、もしもの時に防寒衣として使えます。

また、温かい食べ物を作る為にカセットコンロなども必要。

カセットコンロの寿命は約10年と言われています。また燃料として利用するカセットボンベの消費期限も約7年と言われていますので確認しておくことが必要です。

 

北海道の冬の備えリスト

チェックリスト

  • ポータブルストーブ
  • 電池
  • エマージェンーシート
  • カイロ
  • 冬の衣服(手袋やマフラーも)
  • カセットコンロ
  • カセットデッキ

など

 

 

災害時は体温の保存がかなり重要となり、生死を分ける事にもなります。

皆さんもご自身やご家族を守る為に冬の備蓄品の確認をしてみて下さいね。

 

 

 

書いている人

せんていくにえさん

防災士、防災備蓄収納1級プランナー 。北海道札幌市でたくさんの人達に防災備蓄収納を広める為、少人数での講習会を開催しています。 インスタ「おうちで出来る防災」、アメブロ「防災備蓄 KUUSAN BOUSAI」でも発信中 !ぜひ、見てね♪

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